看護師として必要な専門技術を身につける本校での3年間は、とても密度の濃いものです。臨地実習はただ教室で学ぶ授業とは違い、現場ですぐに必要となる知識や技術を学ぶため、やり甲斐とそして真剣さがあります。まず教室で学んだ知識を、演習で自分の体を動かしてやってみる。身につけた技術を使って直接患者さんに援助する実習で、はじめて学んだ知識が身につきます。特に実習で得た実感は、看護師となった時にも役立つ大きな財産です。これを積み重ねながら、看護師としての能力が養われていくのです。
本校のカリキュラムは、教養と感性を養う「基礎分野」、看護の対象である人間について、医学的な知識など専門的に学ぶ「専門基礎分野」、これらを土台として人間の成長発達や健康の段階に応じた看護の考え方や方法について学ぶ「専門分野」があります。
●1年次 「基礎分野」を中心に、解剖生理学などの「専門基礎分野」の他、「専門分野」の基礎看護学では校内実習を交えて看護の基礎技術をしっかり身につけます。
●2年次 「専門分野」の比重が高く、成人・老年・小児・母性の看護学は、患者さんを理解するためになくてはならないものです。「専門基礎分野」では病理学や社会福祉など看護にかかわる知識を学びます。
●3年次 1・2年次で一部始まっていた臨地実習がはじまり、知識・技術を統合し、3年間の総仕上げを行います。また研究発表では、看護の実践を振りかえり自己の看護観を明らかにします。
科目 一学期 二学期 三学期
前期4月〜9月 後期10月〜3月 前期4月〜9月 後期10月〜3月 前期4月〜9月 後期10月〜3月
 論理学      ●――●                    
 心理学   ●――――●                      
 行動科学          ●――●                
 人間関係論      ●――●                     
 社会学      ●――――●                  
 教育学              ●――――●          
 生活科学   ●――――●                      
 情報科学                        
 英 語   ●―――――   ―――――●                   
 保険体育   ●―――――   ――――――    ――●          ●――●        
 解剖生理学   ●――――●                      
 病態学   ●―――――   ――――――    ――――――    ――●            
 治療学      ●―――――   ―――――●               
 公衆衛生学          ●――――●              
 医療制度・関係法規              ●――――●          
 社会福祉・社会保障              ●――――●          
 生命倫理学              ●――――●          
 基礎看護目的論   ●――――●                      
 基礎看護対象論   ●――――●                      
 基礎看護方法論   ●――――@   ―――――●                   
 看護論演習                      ●―――●  
 看護研究                      ●―――   ――●    
 在宅看護目的論              ●――●            
 在宅看護対象論              ●――●            
 在宅看護方法論              ●――――●          
 在宅看護論演習              ●――A―●          
 成人看護目的論
 成人看護対象論
         ●――●                
 成人看護方法論          ●―――   ――――――    ―――――●           
 成人看護学演習          ●――C―●              
 老年看護目的論
 老年看護対象論
     ●――――●                  
 老年看護方法論           ●―――――   ―――――●           
 老年看護学演習              ●――●             
 小児看護目的論
 小児看護対象論
     ●――――●                  
 小児看護方法論          ●――――●              
 小児看護学演習              ●――●             
 母性看護目的論
 母性看護対象論
             ●――●            
 母性看護方法論              ●――――●          
 母性看護学演習                  ●――●        
 精神看護目的論          ●――●                 
 精神看護対象論              ●――●            
 精神看護方法論              ●――――●          
 精神看護学演習                  ●――●        
 基礎看護学実習      ●――●       ●――●                 
 在宅看護論実習                   ●―――――   ――●    
 成人看護学実習                  ●―――   ――――――    ――●    
 老年看護学実習                   ●――――B   ――●    
 小児看護学実習               ●―――――   ―――――●       
 母性看護学実習                  ●――D―●      
 精神看護学実習                      ●――●     
 患者さんのベッドをつくったり、清潔を保つことも看護の大切な基本。はじめはうまくできなくても、練習あるのみ。クラスメートや先生も全員ができるように協力します。基本技術をしっかり身につけてから病院に実習に出かけます。  近年治療の場が病院から在宅へと広がり、注目される在宅看護。患者さんの生活や人生を考えながら看護をすることが求められます。本校の実習室では、畳にふとんをしいて、実際の家と同じような環境で演習を行います。  高齢化とともにこれからますます需要が高まる老年看護の分野。自分たちがその年齢になった時の状態を実際に器具をつけて体験したり、老人ホームやデイケアに行き、お年寄りといっしょに行動して、彼らの生活に触れます。
 15歳〜65歳の成人を対象とした看護を学びます。患者さんの世代や病状にあわせた看護は具体的なケースを想定していきます。模擬患者で事例を展開し、病院での実習につなげていきます。  人間の生命の誕生と新生児のケアのしかたなどを学びます。実習では、出産前後の妊産婦さんに接したり、赤ちゃんの沐浴を行うなど、貴重な体験をします。これまでの看護に対するイメージが変わってしまう学生もいるほどです。
 臨地実習を行う病院が、学校のすぐ隣にあるのがうれしい!また、この病院で働くナースの多くが本校の卒業生。実習先でお世話になる先輩ナースが、学校での授業を受け持っている“顔なじみの”先生だったりすることもあるので、学生たちの不安やとまどいもよく理解してくれます。病院の食堂やロビーなどで見かける先輩たちの姿が、学生にとっていい刺激になっています。
カリキュラム
卒業後の進路 施設
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